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毎年暖かくなると、目のかゆみやくしゃみ、鼻水等の辛い症状が現れる花粉症。
2017年のスギ花粉の飛散予測と対策をご紹介します。
花粉症とは
花粉によって起こるアレルギーで、ある日突然発症します。
自分は無縁と思っている人も突然なのです。
花粉が体内に入ると「IgE抗体」が作られます。
この抗体は異物を排除して体を守る働きをしますが、一定以上蓄積すると花粉症の症状となって現れる、と言われています。
発症までの蓄積量は個人差があります。
花粉症の8割はスギ花粉が原因と言われていますが、他にブナ科、ニレ科、イネ科、キク科などの花粉にも原因となっています。・
アレルギーは血液検査や皮膚テストによって調べることが出来ます。
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飛散数の違い
花粉の飛散数は前年の夏の気象に大きく影響し、
「気温が高い」「日照時間が多い」「降水量が少ない」と、翌年の春の花粉飛散数が多くなる傾向があるんだそうです。
過去10年の花粉症の平均に比べ、約2倍に増えていて、現在3人に一人は花粉症と言われています。
2017年の飛散数
2016年の夏は、全国的に気温が高く、日照時間も多く、特に九州地方は非常に多くなりました。
2017年は九州、四国、近畿、東海地方は前年よりも非常に多い予想です。
北陸地方はやや少なく、中国地方はやや多めでしょう。
東北、関東、甲信は曇りも多かったので例年より少ないと予想されます。
花粉症対策
花粉症は睡眠不足や偏った食事で症状が重くなります。
食生活も見直し、規則正しい生活が大切です。
食生活
高カロリーな食事、不規則な生活によって、免疫力低下、ホルモンバランスを崩し花粉症の症状が悪化します。
ストレスも自律神経を崩し、花粉に対して過剰に反応してしまします。
身体の疲れを感じたら無理せず休養しましょう。
換気
花粉の飛散量が少ない時に部屋に溜まった花粉を換気する。
花粉の飛散量が多くなる条件
・花粉の多い時間は12時から15時
・日没は花粉が降りてくる
・天気が良く、気温が高く、乾燥している日
・前日に雨が上がった日
・風の強い日
花粉を取り込まないようにする
なるべく体内に取り込まれないように、マスクと眼鏡を着用。
マスクは正しい着用法でないと効果はゼロ!4つのポイントを守ってしガードしましょう。
正しいマスクの着用法はこちらかで紹介しています。
帰宅したら衣類と髪についた花粉を払って室内に持ち込まないようにする。
衣類は静電気が発生しにくい素材を選ぶのも効果があります。
洗濯物は室内で乾燥。
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まとめ
予防で花粉症の症状が軽減される事があっても完全ではありません。
辛い時は耳鼻科や内科で薬の処方をしてもらい、継続する事で防ぐ効果も期待できます。
症状が無い時も体内に取り込まれない工夫をする事で、発症も抑える事に繋がります。
花粉症の発症まで個人の免疫力の違いが大きいと考えられるので、日頃から免疫力の向上が大切です。